投稿!おもしろ作文道場
〜第7回結果〜


 第7回は、3月16日〜3月23日の間に、有効数として57通のラブレターが送られてきました。
 第7回は「ラブレター作文」でした。呼応の副詞(「まるで」「なぜ」「多分」「たとえ」「どうか」)を使用して、ラブレターを書くというもの。

第7回出題時のページはこちら。

 しっかし、今回は何と言っても、短い時間におびただしい数のラブレターが届いたことを特筆すべきでしょう。
 3月19日、21日、22日の午前中の短時間に、有効数で48通ものメールが届きました。
(明らかに送り間違ったと判断できる物は数に入れませんでした)
 しかも書いている内容がみんな違うぅぅ!
 正直、何がなんだかわからず、もし一人で書いているとすれば新手のストーカーだ、こわいよう…と思っていました。
 しかし、22日に次のメールをいただいて、謎がいっぺんにとけました。ストーカーだなんてとんでもない!

Name:内海竜太郎
Subject:感謝の手紙(ラブレター作文を実践させていただきました)

拝啓
 初めてメールを送ります。国語講師をしております。この度インターネット上でこのページを発見し,是非生徒に挑戦させたいと思いまして,ラブレター作文に投稿させていただきました。授業で実践させていただくわけですから本来,事前に連絡を差し上げるべきところ,時間の都合上事後報告と言う形になりまして,失礼をお詫び致します。
 生徒たちは皆,楽しく作文に望んでいました。私も生徒達の文章表現力を確かめる上で,格好の題材だったと感謝しております。これからも楽しいページをつくって下さい。楽しみに読ませていただきます。           平成13年3月22日  敬具

 これはれっきとした、とある中学校の生徒さんによる団体挑戦!でした…。

 この50通近くをすべて、その中学校の生徒さんからのものと断定することはできませんが、いずれにしても、授業に活用していただいたということで、非常に嬉しいです。この場を借りて、先生と生徒の皆さんに、厚くお礼申し上げます。
 このような、学校のお子さんたちによる挑戦も、私はキリンになってお待ちしております。

 なお、あらかじめお断りしなければならないことがあります。
 57通も届いている関係上、その全てを紹介するわけにはいきません。
 ボツになっちゃったみなさん、まことにごめんなさい!
 今回はサバイバルモードでお送りします。

 それでは、今回の解答編をどうぞ!

〜解答編〜

 あ、そうそう。
 今回、採用のポイントとしたものの一つに、第4文「たとえ」をどう使っているか、というのがありました。
 ものすごく多かったのが、「たとえあなたが他の人を好きでも、私は諦めません」というたぐいのもの。
 相手が自分を好きじゃないのを分かっているのなら、諦めることが肝心だということもある。
 ということで、あまり多かったのでNGワードとさせてもらいました。
 ただし、実際のラブレターで使っちゃいけない、ということではないからね。ぜひ、果敢に挑んでください。

あんぱんまんさんの作品

まるで雨の日に捨てられた子猫をつれていってくれるようなあなたへ

なぜ、私はあなたのことを好きになったのだろうか。

多分、あなたが私にとって大大大大大無限大好きでたまらないからだろう。

たとえ、あなたが長男でも、わたしが長男の嫁には行かないと決めていても、あなたが長男だったらあなたの家にとつぎます。

どうか、あなたの家にあがらせてください。

 これ、第4文のやけに現実的な部分が面白いと感じました。
 やっぱ長男の嫁はいやか?でも「あなた」が長男ならOK、姑のいぢわるにも耐えてみせるぞ、てか?

おりょさんの作品

まるで雪に咲く一輪の花のようだったあなた。

なぜあの日の私は、あなたを摘み取ってしまったのだろう。

おそらくは、雪の下で健気に咲き続けるあなたを、守りたかったため。

たとえ、猛吹雪に襲われたとしても、冷たい雪に覆われたとしても、
あなたなら強く咲き誇ることができるのだということを、知りもしないで。

どうか、あの日の私を許さないでください。

そしてあなたは変わらずに、雪の中で強く美しく咲きつづけていてください。

まるで雪に咲く一輪の花のようだったあなた。

あなたを、愛していました。

 これは、変化球。非常に、非常に切ないお手紙になってしまいましたね。
 おりょさんから次のメッセージがあります。

すいません、出題の意図をはずしてしまいました。
ラブレターではなくて、別れの手紙ですね、これでは。
出だしの一行は特に気をつけないと、
どんどん本筋を逸れていくという見本ですね。(^^;)
面白いけど、難しいですね。作文って。


 いや、でもこれはこれで面白いので、載せました。こういう展開もあるんですねえ。リフレインも使ってるし、凝ってますよ。

たつみさんの作品

まるで富士山からのぼってくる初日の出の感じのようなあなたへ。

なぜ、おらはあなたのことを好きになったのだろうか。

多分、あなたを見るとまた今年も野菜つぐっぺと言う気持ちになるからだろう。

たとえ、あなだがあだすのつらっこみだどして「おらのよめごさきてくれ」っていはれだらおらおしょすいなぁ。

どうか、むごさきてけさいん。

東北弁でしょうか、これ。なかなか、明るい農村て感じがしますね。あ、そちらは海とモアイの町だったね。失礼。
第4文は「たとえ、あなたが私の顔を見て「僕と結婚してください」って言われたら、私は恥ずかしいです」ちゅうところやね。管理人の松田はなぜこれを訳せる?(笑)
「たとえ」で始まるのか?「もしも」じゃないのか?という疑問は残るが、まぁそれはいいべや。
「あなたを見ると今年も野菜つぐっぺ(作るぞー)と言う気持ちになる」というのも、なまら、うたで、どえりゃあ、ええど。

パンダさんの作品

まるで反町隆史のようなあなたへ。

なぜ、私はあなたのことを好きになったのだろうか。

多分、あなたのキザで、しかもかっこいいスタイルといい、切れ長の美しい目のせいだろう。

たとえ、あなたに好きな人ができても、わたしはいつまでもあなたを応援したい。

どうか、電話ください。

 パンダさんからのメッセージ。「なんか、書いてるだけに冷や汗が出ますね・・・」
 そりゃあ相手は反町隆史のような人だからね。
 誰か好きな男の子を実際に思い浮かべて書いたな、きっと。ふふふ…。
 ところ彼女からは別便で、次のようなメールもいただきました。

あの・・・私、この場の状況がよく飲み込めないんですけど。とにかく面白そうなので、アクセスしてみました。実は私、まだ小学校6年というオチビちゃんです。作文は、何度か賞を取ったくらいで、あまり自信があるとはいえません、のです。とにかく、書き方ナド教えてもらおうかなと。よろしくお願いします・・・

 小学6年は、これまでの最年少の挑戦だと勝手に思いこんでいます。
 ありがとう。ぜひ、中学生になっても送って下さい。
 最初に書いたように、このコーナーでは、児童生徒の挑戦も待ちます。だって、もともと小学校で使うワークから出題してるんだもんね。
 またまた別便で、反省文の書き方を知りたい、とありましたが、本気にしないというのを承知で見てもらうならば、こんなサイトがあります。反省文の書き方については、このサイトでも別の機会に触れられるといいですね。

Y-Sさんの作品

まるで水辺にいる人魚のようなあなたへ。

なぜ、自分はあなたのことを好きになったのだろうか。

多分、君と初めて会った時から自分はあなたのことを思い続ける様になったのだろう。

たとえ、北でおまえが玉突き事故に合っても
たとえ、南でおまえがハブに咬まれても電話一本くれれば戦闘機マッハ5で飛んでいくよ。

どうか、電話一本ください。

 これ、北→日本一交通死亡事故が多い北海道、南→ハブが生息している沖縄県 ということを言いたいのだろうか。戦闘機マッハ5で、というのが非常に具体的でいいですね。
 電話一本くれたときは相手が修羅場にいるときなのだから、心して助けてやってください。

恋する織姫さんの作品

まるで彦星のようなあなたへ。

なぜ、織姫はあなたのことを好きになったのだろうか。

多分、彦星に一目惚れをしてしまったのだろう。あの私達の天の川で…。

たとえ、お父様に反対されようとも,あなたの愛が天の川に流されてしまっても,この想いはかわらない。あなたを愛しているの。

どうか、あなたの愛で織姫を優しく包み込んでください。

 七夕の話ですねえ。非常にロマンチックです。
 そういえば爆笑問題の太田光が、NTV系テレビ「号外!爆笑大問題」で、こんなようなことを言っていた。
「織姫と彦星は1年に一度しか会えないと言われている。しかし、宇宙が生まれたのは150億年前。彼らがそのころからもう会っていたとすると、すでに150億回は会っていることになる。我々の一生を80年として、毎日会ったとしても3万回。織姫と彦星は、こう思っているかも知れない。あの人達『織姫と彦星、1年に一度しか会えないなんて、かわいそう』と言っているけど、彼らこそ3万回しか会えないなんてかわいそう、と」
 うーむ、真理だ。

HARUKAさんの作品

まるで暗い夜を明るく照らす月のようなあなたへ

なぜ、私はあなたを好きになったのだろうか

多分、暗い夜を明るくする月のようなあなたの笑みに惹かれてしまったのだろう

たとえ、私が地上であなたが天上でも惹かれ合っている私達の想いは地と天の神もかなわないだろう

どうか、私とあなたの想いが永遠である事を願います

 これは、既にできあがったカップルのようですね。遠距離恋愛なのかしら?
 たまにこういうの、彼女や彼氏に送ってみるのいかがでしょうかね。

ロンドンブーツ三号さんの作品

まるでオリオン座のようなあなたへ。

なぜ、僕はあなたのことを好きになったのだろうか。

多分、あの三つならぶ星ように光っているからだろう。

たとえ、他の誰かを好きになっても

どうか、いい友達でいてください。 

 オリオン座の特徴、非常によくつかんでますねぇ。

☆   ☆

 ☆☆☆

☆   ☆


 こういうやつでしょ?これをお相手に例えるとはなかなかのもの。

 さてさて皆さん、今週の採用作品は以上です。
 ラブレターとして実際に書いてみた人、その後どうなったかというのをぜひ教えてください!
 中学生の作品の中に、似ているものも結構あったのですが、作文を書くときに見せ合ったか、参考にしたということなのだと思います。
 マネすると作文の力がつくと思います。ですから私はマネをすることを否定しません。ですが、マネをすることで手に入れた書き方は、ぜひ自分の力にしてね。

 さあ!「おもしろ作文道場」第8回も、応募の方よろしくねぇ!
 今回学校から送ってくれた中学生の諸君は、家のパソコンを使うことが出来たら、ぜひ家からも挑戦してみよう!

 「おもしろ作文道場」第8回投稿フォームはこちら!

「おもしろ作文道場」メニューへ


戻る ホームに戻る