投稿!おもしろ作文道場
〜第5回結果〜


 第5回は、3月2日〜3月9日の間に、5名の方が参加してくださいました。
 第5回は「タイムマシン作文」でした。「タイムマシンで○○時代にやってきました」という書き出しで、歴史上の人物に会ったつもりで作文を書くというものです。

第5回出題時のページはこちら。

 コツは次の3点、と言いました。

1.登場人物の外見的な特徴を書く。
2.レポーター口調の「あっ〜しています」を使う。
3.最後は一番いい場面でぶちっと切る。

それでは、今回の解答編をどうぞ!

コンクリート野郎さんの作品

 タイムマシンで室町時代にやってきました。
 わたしが会いたいのは一休さんです。あっ、いました。いました。
 一休さんは、とんちで名をはせた人だそうです。
 ここは京都の金閣寺のようです。そして将軍の間の寅の屏風の前。
 これから、足利幕府3代将軍の足利義満をぎゃふんと言わせるのでしょうか。
 あっ、一休さんは、寅の屏風の前で綱を持って踏ん張っています。
 ここは、一休さんのセリフに注目しましょう。
「わかりました将軍様。いますぐこの寅をしばってみせましょう。
 でもその前に…」
 さあ、これからどうする一休さん!
 わたしはもう大満足です。

 はい、ありがとう。一休さんの中の有名なお話からですね。この後、「お殿様、いますぐ寅を屏風から追い出してください」とくるわけね。

T〜Hさんの作品

僕はタイムマシンで恐竜時代にやってきました。
僕が会いたくてたまらないのはティラノサウルスです
あっ、いましたいました、お腹をすかしているようです。
目が不良的です。顔はこっちを向いています。
えっ、ちょっと待ってください。
ちょっと、いきなりですか。
「ガオオオオオオ」
私はもう大満足です。でも、ぶち

 「ぶち」って…おーい、生きてるかーっ?しかしこれ、「目が不良的」という、ティラノの描写がとってもいいねえ。
 ゴジラ第一作では、アナウンサーが「あっ、こっちにくる!これで終わりです!みなさん、さよーならー」といいつつゴジラにやられてしまうのですが、それを思い出しました。

最後の思い出さんの作品

タイムマシンで忘れられないあの日にやってきた。
私が会いたいのは祖父だ。
初詣でにきているはずだ。毎年田舎から出て来て私の家に滞在し、かならず初詣でに行っていた。あの日は、居間で立ち上がりドアを開ける直前に私と目が合った。私は祖父がどこに行くのか知っていた。ふと、私も行こうと思った。しかし、結局行かなかった。なぜ、行かなかったのか、今では思い出すことはできない。そして、最後の祖父との思い出は病室での再会だ。

静かに近づくと、祖父は「なんだ」と言った。どんなニュアンスもない。歩きながら「たいやき食うか」ときいた。肯定の返事を返して、本殿への行列に向って、並んで歩いた。
 わたしはもう大満足です。

 これ、多分おじいちゃんとの最後の初詣でに行けなかったという後悔を払拭すべく、タイムマシンで忘れられないあの日に戻って、一緒に初詣をしたわけだね。おじいちゃんとの思い出が一つ増えたわけだ。よかったね。

ウッディ&ホワイトさんの作品

 タイムマシンでじょうもん時代にやってきました。
 私が会いたいのはげんしじんです。あっ、いました、いました。
 うわっ、髪の毛ぼーぼーです。
 ナベみたいなものを用意して何かを作っています。できたようなので、食べてみました。
 熱くて「あちっ」と、大声で叫んでしまいました。
 原始人がびっくりして「うーーっ」と言って走ってきたので、私は、逃げてしまいました。マンモスがなぜか追いかけてきた。マンモスが走ってきたから、踏まれると、思い、泣きながら「ぎゃーー。こわいー。」と、逃げました。
 わたしはもう大満足です。

 原始人やマンモスに追っかけられて、命からがら逃げたわけですが、果たして助かったのか。それよりなにより、原始人はナベみたいなもので何を作っていたのだろう。うーん、気になる。

自衛夢酢 三っ木さんの作品

 タイムマシンで戦国時代にやって来ました。
 わたしが会いたいのは徳川家康です。あっ、いました、いました。
 たぬきみたいな顔です。しかも体型もたぬきみたいです。
 果たしてたぬきが化けたのでしょうか。
 あっ、今、何かいいました。
「小早川陣営に大筒を放て!参戦を促すのじゃ!」
 ここは1600年の関ヶ原です。資料によると、関ヶ原の合戦において東軍の徳川家康は、なかなか寝返ろうとしない西軍の小早川秀秋に対して、大砲の威嚇射撃で参戦を催促したとあります。
 「ドオーン!」
 あっ、大砲が撃たれました。これは小早川陣営も、さぞかしビックリでしょう。
 私はもう大満足です。 

 おー、おもしろいです。関ヶ原の合戦ですね。しかも小早川に参戦を促す場面。昨年の大河ドラマのワンシーンでもありました。あ、それでこのペンネームか。

 さてさて。
 今回参加してくださった5名の中で、歴史上の人物に会って史実の再現をしてくれたのは「自衛夢酢 三っ木」さんだけでした。
 まぁでも、文章修行という観点で見れば、他の4名のようなパターンもグッドですよ。
 ぜひこの「タイムマシン作文」の手法、歴史の勉強のまとめや、総合的学習などに使ってみてくださいね。

 さあ!「おもしろ作文道場」第6回も、応募の方よろしくねぇ!

 「おもしろ作文道場」第6回投稿フォームはこちら!

「おもしろ作文道場」メニューへ


戻る ホームに戻る