メールマガジン「実践!作文研究」
第54号(2001.2.11)


調べ学習に役立つ作文技術の情報誌
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第54号 2001年2月11日発行(毎週日曜日発行)

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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさんこんにちは。「実践!作文研究」第54号をお届けしま
す。今年から、北海道の石川晋さんに、当マガジンの編集同人に加
わっていただき、さっそく新連載「おもしろ作文ネタ合戦」が、ス
タートしました。第1回目の今回は「星占い作文」です。私は、伝
えたいことをいかに端的に書き表すか、その訓練として、もってこ
いだと感じました。皆さんのご感想はいかがでしょうか。ぜひお待
ちしています。

         ◆     ◆     ◆

−−2.新連載・おもしろ作文ネタ合戦−−
                      北海道・中学校
                         石川 晋

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 おもしろ作文ネタ合戦 第1回

          【星占い作文】
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<授業のあらまし>

 讀賣新聞、朝日新聞などの一般誌には、「日曜版」がある。クロ
スワードパズルや詰め将棋、投稿俳句。教養特集・・・。間違い探
しや、連載マンガもある。それらと並んで、必ずあるのが、「星占
い」だ。
 一般誌の「星占い」はほぼ例外なく、「仕事・金銭・健康・愛情」
の4つの項目に亘って、星座ごとに好調運から低調運までがランク
分けされ、それぞれに対応する文章が載せられている。
 全部の項目について、80文字前後しか入らない枠の中に書きこむ
ために、体言止めが多用され、一文一義主義が貫かれている。
 子どもたちに、自分の翌週の星占い作文を書かせた。

<授業の流れ>

1.日曜版の「星占い」欄をコピーして配布。
2.自分の星座の部分を確認させる。
3.来週はもっとよい週になるように、自分の星座の欄を書き直さ
  せる。
  ア.マス目と、4項目の書きこみ欄の入った用紙を配布。
  イ.仕事・金銭・健康・愛情の各項目に、◎、○、△、×の四
    つの観点を入れさせる。
  ウ.各項目のランクに合う様に本文を書かせる。
4.発表させる。

<留意事項>

1.各項目の四観点には必ず一つは◎以外のものを入れる様に指導
  する。
  『人生は、うまくいくことばかりではないのだ』
2.「仕事」というところは、「勉強」と改めた。
3.書かせる時間は8分間。この間に書き終えてしまう子が出るこ
  とを予想して、つぎのような言葉掛けをする。
  『もし早く出来ちゃったら、憧れの彼・彼女の運勢バージョン
   もこっそり書いてくださいね』
4.発表に際して、教師が事前に書いてきた自分の来週の運勢を読
  み上げて、読み方のルールを示すとスムーズに進行する。
5.発表ごとに、教師が、「体言止め」などのポイントを取り上げ
  てほめる。
6.なお、◎は絶好調、○は好調、△は停滞、×は下降、である。

<生徒の作文>

┌────────────────────────────┐
| アリアドーネ健太                   |
|                            |
| 愛情△ 健康○ 金運× 勉強○            |
| いつも通りの一週間となるでしょう。健康状態もよく勉強を|
|するのには、よい環境を作れるでしょう。ただし友人との金銭|
|トラブル発生。早く返して!!              |
└────────────────────────────┘
┌────────────────────────────┐
| アリアドーネカズヒト                 |
|                            |
| 愛情△ 健康○ 金運◎ 勉強△            |
| お金に恵まれる週。でも使いすぎに気をつけて。健康面でも|
|あなたの首の痛みなどがなくなるかも。勉強、愛情面ではトラ|
|ブル発生。気持ちを入れかえて。             |
└────────────────────────────┘

【今回の執筆者のプロフィールです】

 石川 晋(いしかわ しん)
 北海道・旭川市立嵐山中学校教諭
 所属団体 授業づくりネットワーク
      日本児童文学者協会会員
      全国の学校図書館に人を!の夢と運動をつなぐ情報交
      流紙「ぱっちわーく」発行同人
      メディアリテラシー教育研究会北海道支部代表

         ◆     ◆     ◆

−−3.ホームページ進化情報−−
 http://www.jugyo.jp/sakubun/

 「お笑い作文道場」(仮題)という新企画が実験的にスタートし
ました。これは、投稿企画です。ホームページ上で投稿を募集して
おり、面白い投稿についてはホームページ上で発表します。
 第1回目は書き出し指定作文で、後に続く言葉を考えてもらうと
いうものです。お題は、これ。
┌────────────────────────────┐
|きょう、うちの学校の屋上で『未成年の主張』をやっていた。|
|その時、私は……!                   |
└────────────────────────────┘
 第1回のこのネタ、締切はなんと2月11日の午前8時というこ
とになっています。この時刻をすぎると、第2回目が始まります。
 ぜひご参加を → http://www.jugyo.jp/sakubun/toko/

−−4.編集後記−−

○このメールマガジンを知人に送って、購読をお薦めください。
○作文や作文的手法の実践・理論・追試報告などの情報や、本誌へ
 の感想をお待ちしています。
 本誌やWEBサイトで紹介させていただくことがあります。
○無断転載をお断りします。転載希望の方は松田までご相談を。
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 http://www.jugyo.jp/sakubun/magazine/ まで。
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 「Pubzine」 http://www.pubzine/com/ ID:8460
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 「ココデ・メール」 http://mail.cocode.ne.jp/ ID:0700300256
 「macky!」 http://macky.nifty.com/ ID:23841
 「メルマガ天国」 http://melten.com/ ID:1930
 「E-Magazine」 http://www.emaga.com/ ID:sakubun
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 「メルマガランド」 http://www.freemaga.com/ ID:500186
 「めるぼっくす」 http://www.merubox.com/ ID:00000162

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発行責任者 松田善啓 yo_mazda@nifty.com
編集主幹  上條晴夫 haruo.kamijo@nifty.com
HP: http://www.jugyo.jp/sakubun/
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