メールマガジン「実践!作文研究」
第50号(2001.1.14)


調べ学習に役立つ作文技術の情報誌
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第50号 2001年1月14日発行(毎週日曜日発行)

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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさんこんにちは。メールマガジン「実践!作文研究」をお届
けします。
 今号は、記念すべき50号です。おまけに、北海道札幌市で開か
れた国語教育の研究会「さっぽろ・冬の陣 THE FINAL」で当マガジ
ンを紹介させていただきましたところ、たくさんの方が読者になっ
てくださいました。前号比38名増です。
 これに私たちが満足することなく、皆さんに満足していただける
ようなマガジンづくりを心がけていきたいと考えます。どうぞ、今
後ともよろしくお願い申し上げます。
 なお、このマガジンの題名には「作文」とついていますが、国語
科の作文教育だけではなく、「総合的な学習の時間」などの調べ学
習で用いられる作文技術や、社会人として必要な文章技術などにつ
いても考えていくつもりです。これを踏まえ、皆さんのお友達にも
このマガジンのことを紹介・推薦していただけると嬉しく思います。
 今回の連載は、拙稿「百万人のインターネット作文術」最終回で
す。どうぞお読みください。

         ◆     ◆     ◆

−−2.リレー連載「百万人のインターネット作文術」−−
                         小学校教諭
                          松田善啓

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百万人のインターネット作文術(第五回)

 アグレッシブに改行すべし!
==============================

■知人のハテナから

 先日、ある知人から質問を受けた。
 この知人は最近、メールソフトを更新した。
 新しいパソコンの購入に伴い、ソフトを Outlook Express にし
たそうである。
┌────────────────────────────┐
| メールがへんなところで改行が入るみたいなんですが、どう|
|やったら直りますか?                  |
└────────────────────────────┘
 「メールがへんなところで改行が入る」のは、メールソフトが
「送信時に自動的に改行する」という仕様になっているためだ。
 これを克服すべく、私は次の2つについて、設定や操作の方法を
教えた。
┌────────────────────────────┐
|1.自動的に改行される字数を設定する          |
|2.自分で改行するよう心がける             |
└────────────────────────────┘
 「1.折り返す字数を設定する」については、1行を40字未満
で改行する設定となるように、設定方法を教えた。
 しかし、メーラが Outlook Express でない読者の方も多いはずな
ので、本稿では詳細な設定方法についての説明を省く。
 ここでは、「2.自分で改行するよう心がける」について、少し
詳しく考えてみたい。

■「自分で改行するよう心がける」について

 知人のお尋ねは「変な改行が入るのはどうやったら直りますか?」
というものだった。
 これに対して「自分で改行するよう心がけてください」と返事す
るのは、なんとも乱暴な話だと思われるかも知れない。
 しかし、自分で意識して改行を心がけることは、メールをより読
みやすく相手に見せるための工夫として、必要な心がけである。
 あまり自分で意識しないで適当に改行を打つと、送信された時に
見苦しくなってしまうことがある。
 例えば、20字で自動的に改行されるようにメールソフトを設定
したとする。
 だからといって、メールを書くときに無自覚に改行して良いとい
うことにはならない。特に Outlook Express の場合、次のような
「変な改行」の入ったメールを、相手に送ってしまうことになりか
ねないのである。
┌────────────────────────────┐
| この設定で、勝手に25字くらいで改行し        |
|て送信する                       |
|と、相手にはメールはこのように見える。自        |
|分は25字                       |
|で改行しているつもりでも、メーラは送信時        |
|に、自動的                       |
|に20字で改行している訳だから、5字分の        |
|変な改行が                       |
|生まれてしまうわけである。               |
└────────────────────────────┘
 自分で意識して改行するよう心がけるのは、このような「変な改
行」を防ぐためである。
 このように心がける時は、設定した字数よりも少ない字数で改行
するように心がけるべきである。
 例えば、20字で自動改行される設定になっている場合は、自分
で19字以内で改行するよう心がける。
┌────────────────────────────┐
| そうすれば、上の例のような「変な改行」        |
|にならずに、メールがより読みやすくなる。        |
| また私の場合、設定よりも1字分少なく、        |
|自分で改行を心がける理由がもう1つある。        |
| それは、文章を書いていて、行の最後に、        |
|句読点「、」「。」や閉じカッコ「)」等、        |
|行頭禁則の文字が出てきた時のためである。        |
|これらを最後の文字のところで打てるよう、        |
|行の最後の一字分を、空けているのである。        |
|                   ↑        |
|                 これの話ね      |
└────────────────────────────┘

■アグレッシブに改行するための工夫

 ここでは、自分で意識的に改行をするための工夫について述べる。
 例えば「署名」を利用する方法がある。
 メールソフトには、「署名」をつけられるものがある。
 この「署名」を利用して、自分の意志で改行するとよい。
 例えば、19字で改行することを考えた場合、次のような「署名」
を作成する。
┌────────────────────────────┐
|===================         |
|松田善啓 ( yo_mazda@nifty.com )           |
|製作サイト「実践!作文研究」              |
|http://www.jugyo.jp/sakubun/              |
|===================         |
└────────────────────────────┘
 数えていただければわかるが、上の「署名」には、「=」が19
個ある。文章を書く前にこの「署名」を文面に貼り付けておく。そ
して、これを目印にして文章を書き、改行していく。そうすれば、
19字ごとの改行が意識的にできる。
 その上で、文章の一文一文をあまり長くしないという意識を持つ
とよい。文章をわかりやすくするために、例えば「一文一義」の工
夫がある。「一文一義」とは「一つの文に一つのことを書くこと」
である。これについては、既に本誌の創刊2号で池内清氏が「作文
キーワード事典」として著したので、そちらを参考にしてほしい。
 これらの工夫をすることで、メールソフトの仕様に流されない、
自分の意志による改行ができるようになる。

 なお、本稿ではスペースの関係で、19字で改行する場合につい
て述べた。実際には、このメールマガジンは一行を30字として編
集している。また、私自身に関していえば、電子メールを書く時に
は、一行を37字で改行するように心がけている。それらの点をお
含みおきいただければ幸いである。

■連載を終えるにあたって

 私の連載「百万人のインターネット作文術」も、今回が最終回と
なった。「Eメールには一行空けを施すべし!」「Eメールの引用
は必要最小限にすべし!」「HTMLを活用すべし!」「文字の使
用に注意すべし!」と、インターネット作文術を書いてきたつもり
である。書くに当たっていろいろな資料を調べていくうちに、私自
身が勉強になった部分が大きかった。お世話になった資料に感謝し
つつ、また連載につきあってくださった読者の皆さんに感謝しつつ、
本連載を了としたい。

【今回の執筆者のプロフィール】

 松田善啓(まつだ よしひろ)

 小学校教諭。月刊雑誌『授業づくりネットワーク』編集委員。
 新任時より「見たこと作文」実践を行い、作文に関する実践記録
 や論文を著してきた。
 現在「実践!作文研究」ホームページを製作し、本メールマガジ
 ンでも編集長を担当している。

         ◆     ◆     ◆

−−3.ホームページ進化情報−−
 http://www.jugyo.jp/sakubun/

○次のところにリンクを張りました。
 ・第4回「バレンタインどきどき、ワクワク川柳」募集
  http://www.iijnet.or.jp/NEWS/MARY/2001boshu.html
 ・ネット短歌コンクール「青春〜現在・過去・未来〜」
  http://www.slownet.ne.jp/nettanka/index.asp
 ・第6回読書感想文コンクール
  http://hb6.seikyou.ne.jp/home/JRCC/event.html
 ・検索エンジン「Google」
  http://www.google.com/
 ・岐阜大学教育学部附属カリキュラム開発研究センター
  「ことばあそび」
  http://www.crdc.gifu-u.ac.jp/edsoftol/shi/index.html

○読者層把握のためのアンケートを実施中です。
 今回も、いただいたご回答の中から1つご紹介します。
┌────────────────────────────┐
|Q.メルマガ「実践!作文研究」の感想を一言お願いします。|
|A.バックナンバーをメールソフトに取り込んで読めるように|
|  圧縮ファイルを置いていただけるとうれしいのですが。 |
└────────────────────────────┘
 貴重なご意見、ありがとうございます。これについては、現在検
討中です。暫しお待ちください。
 読者アンケートは、次のURLで引き続き募集中です。気軽に回
答してください。辛口のご意見も大歓迎です。
 http://www.jugyo.jp/sakubun/magazine/an.html

         ◆     ◆     ◆

−−4.編集後記−−

★予告
 1/21 第51号 「型から入る小論文指導」寺田 弘氏(高校)
 1/28 第52号 野口芳宏氏(北海道教育大学教授)

○このメールマガジンを知人に送って、購読をお薦めください。
○作文や作文的手法の実践・理論・追試報告などの情報や、本誌へ
 の感想をお待ちしています。
 本誌やWEBサイトで紹介させていただくことがあります。
○無断転載をお断りします。転載希望の方は松田までご相談を。
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 「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ ID:0000023841
 「Pubzine」 http://www.pubzine/com/ ID:8460
 「melma!」 http://www.melma.com/ ID:m00014780
 「ココデ・メール」 http://mail.cocode.ne.jp/ ID:0700300256
 「macky!」 http://macky.nifty.com/ ID:23841
 「メルマガ天国」 http://melten.com/ ID:1930
 「E-Magazine」 http://www.emaga.com/ ID:sakubun
 「カプライト」 http://kapu.cplaza.ne.jp/ ID:851
 「メルマガランド」 http://www.freemaga.com/ ID:500186

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メールマガジン「実践!作文研究」No.50 2001/1/14 読者数1397
発行責任者 松田善啓 yo_mazda@nifty.com
編集主幹  上條晴夫 haruo.kamijo@nifty.com
HP: http://www.jugyo.jp/sakubun/
(C)実践!作文研究 2001
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