メールマガジン「実践!作文研究」
第37号(2000.10.8)


調べ学習に役立つ作文技術の情報誌
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第37号 2000年10月8日発行(毎週日曜日発行)

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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさんこんにちは。
 「実践!作文研究」第37号をお届けします。
 このたび本マガジンでは、角書きを「調べ学習に役立つ作文技術
の情報誌」と変更しました。
 「総合的な学習の時間」における調べ学習を意識したものです。
 「論理的思考を鍛える」シリーズの一つとして「調べ学習に役立
つ作文技術」を追究しようということになりました。
 キーワードは「レポート指導」です。
 総合的な学習はもちろん、教科学習における「レポート」を使っ
た様々な調べ学習についても追究をします。小学校〜大学、社会人
の教育についても取り上げられたらと考えています。
 実践記録を中心にお送りしたいと考えています。どうぞよろしく
お願いします。

−−2.リレー連載「100万人のインターネット作文術」−−
                         小学校教諭
                          松田善啓

==============================
100万人のインターネット作文術(第四回)

 文字の使用に注意すべし!
==============================

 今回は、ホームページや電子メールの文章を作成するときに、以
外と多くの方が気づいていないマナー違反について解説してみよう。
すなわち、文章を書く際の「文字」についてである。
 なお、私はこの原稿を、Windows98 の Outlook Express 上で
作成した。この原稿の中に、私と違う環境の方には読めない文字が
含まれることを、あらかじめご了承いただきたい。

■機種依存文字にご用心!

 機種依存文字とは、パソコンやワープロのメーカーや機種が持つ
独特の文字のことである。その文字を使ってホームページを作成し
たり、電子メールを送ったりすると、他の機種ではその文字が読め
ず、全く表示されなかったり、違う文字になって表示されたりする
ことがある。
 従って、これらの文字をメールやホームページなどで使うと、相
手にこれらの文字が伝わらない。そればかりではなく、自分の意志
さえも相手に伝わらないことになりかねない。
 相手に自分の意志をより明確に伝えるためにも、これらの文字を
使用するのは避け、誰でも読める文字を使用するべきである。

■使っちゃいけない文字

 ●丸数字

 私のところに来るメールや、インターネットのホームページなど
で最もよく見られる機種依存文字は、丸数字である。
 紙媒体の論文でも、項立てのときに実に多く使われる文字なので、
ネット上でもつい使いたくなる気持ちはわかる。しかし、読めない
人がいるのであれば使わない方がよい。
┌────────────────────────────┐
│    @ABCDEFGHIJKLMNOPQRS    │
└────────────────────────────┘
 上に、1〜20までの丸数字を書いてみた。私のパソコンで表示
できる全ての丸数字である。しかし、Macのコンピュータを使っ
ている方には丸数字には見えない。(日)(月)(火)…などに見える。
 当然、Macの機種にも丸数字があるが、同様にWindowsの機種
では丸数字に見えないので、いずれにしても丸数字は利用すべきで
はない。

 ●ローマ数字

 また、丸数字の他に、ローマ数字も他機種では読めない。
┌────────────────────────────┐
│         TUVWXYZ[\]         │
└────────────────────────────┘
 このような文字を使いたい場合は、アルファベットの I(アイ)
や V(ブイ)や X(エックス)を使って、次のように書くと良い。
┌────────────────────────────┐
│      I II III IV V VI VII VIII IX X      |
└────────────────────────────┘

 ●半角カタカナ
 
 半角カタカナを特に電子メールで使うと、その文字だけではなく、
それ以降の文字も読めなくなるということがあるらしい。(「電子
メール文章作法7カ条」46頁、『根本から学ぶパソコン活用講座』
日経BPムック、1998年)
 従ってここに半角カタカナの例を書くのは避けるが、カタカナを
書く場合は、半角ではなく、全角で書くべきである。

 ●その他

  ・二文字以上を一文字で構成した文字
   (例) ~ l n q 
   億劫がらずに「平成」「パーセント」「km」「(株)」と書
   けば良い。
  ・Macにおけるトランプのマーク
   (ハート、スペード、ダイヤ、クラブ)

                            など。

■まとめ

 ホームページ「機種依存文字劇場」によれば、通信上で使っても
よい文字、つまりどの機種の人でも読むことができる文字は、次の
ようなものである。

 ●半角英数・記号(例:123,ABC,abc,!"#$%....)
 ●全角英数・記号(例:123ABC!@#)
 ●全角ひらがな・カタカナ(例:あいうえおアイウエオ)
 ●ほぼ全ての漢字(例:愛上尾下記区家子)→例外あり
 ●全角記号文字(ただし下図に表示されている物のみ)

  、。,.・:;?!゛゜´`¨^ ̄_ヽヾゝゞ〃仝々〆〇ー―
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 パソコンやワープロで文章を書く際、これらの文字に気をつけて
書くことは、読み手を意識して文章を書くことにつながっていく。
 今回、私は「使っちゃいけない文字」の紹介を最低限に抑えたが、
実は他にもある。詳細については下の「参考資料」などでで確かめ
ていただきたい。
 いずれにせよ、相手に自分の意志をより明確に伝えるための、文
字の使用・文章の記述に心がけていきたいものである。

■参考資料

 ○ホームページ「機種依存文字劇場」
 http://apex.wind.co.jp/tetsuro/izonmoji/
 ○ホームページ「文字コードをめぐって(文字講堂)」
 http://www4.justnet.ne.jp/~greentree/CODE00.HTM
 ○日経BP社『根本から学ぶパソコン活用講座 3』1998年

【今回の執筆者のプロフィール】

 松田善啓(まつだ よしひろ)

 小学校教諭。月刊雑誌『授業づくりネットワーク』編集委員。
 新任時より「見たこと作文」実践を行い、作文に関する実践記録
 や論文を著してきた。
 現在「実践!作文研究」ホームページを製作し、本メールマガジ
 ンでも編集長を担当している。

         ◆     ◆     ◆

−−3.ホームページ進化情報−−

○エーアイ出版から12月に発行される『WWWイエローページ
  Vol.10』に、「実践!作文研究」が掲載される予定です。

−−4.編集後記−−

○作文や作文的手法の実践・理論・追試報告などの情報や、本誌へ
 の感想をお待ちしています。
 本誌やWEBサイトで紹介させていただくことがあります。
○無断転載をお断りします。転載希望の方は松田までご相談を。
○本誌への読者登録・解除・アドレス変更はこちらです。
 http://www.jugyo.jp/sakubun/magazine/
○本誌は次の配信システムを利用して発行しています。
 「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ ID:0000023841
 「Pubzine」 http://www.pubzine/com/ ID:8460
 「melma!」 http://www.melma.com/ ID:m00014780
 「ココデ・メール」 http://mail.cocode.ne.jp/ ID:0700300256
 「macky!」 http://macky.nifty.com/ ID:23841
 「メルマガ天国」 http://melten.com/ ID:1930
 「E-Magazine」 http://www.emaga.com/ ID:sakubun
 「カプライト」 http://kapu.cplaza.ne.jp/ ID:851

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発行責任者 松田善啓 yo_mazda@nifty.com
編集主幹  上條晴夫 haruo.kamijo@nifty.com
HP: http://www.jugyo.jp/sakubun/
(C)実践!作文研究 2000
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