メールマガジン「実践!作文研究」
第240号(2004.7.11)


学力問題としての作文教育を考える
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第240号 2004年9月12日発行(毎週日曜日発行)
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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさんこんにちは。
 今回は、石川 晋さんの連載「簡単!中学校作文授業入門」第4
回をお送りします。
 ご意見・ご感想をお待ちしています。

       ◆       ◆       ◆

−−2.連載「簡単!中学校作文授業入門」−−

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簡単!中学校作文授業入門 その4
  夏休み明け「中学校:見たこと作文」
            広尾町立広尾中学校教諭   石川 晋
                     zvn06113@nifty.com
            http://homepage1.nifty.com/maru-shin/
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1.今回も

 前回に続いて、見たこと作文のことを書こうと思う。
 前回私は、ユーモア作文としての「見たこと作文」について書い
た。
 私は今年1年生と2年生の全学級の国語を教えているが、「見た
こと作文」は生徒との心のスキンシップを図る上で欠かせないアイ
テムになっている。
 特に長い休み明けなどは、一旦途切れてしまった生徒との交流を
つなぎ直すのに、「見たこと作文」はとても有効に機能すると思う。

2.夏休み明け第一弾の見たこと作文

 夏休み明け一発目の見たこと作文である。
 少し忙しくて、一枚文集が出せなかった。ようやく提出の第一号
である。
 読み聞かせると、生徒の表情がぱーっと明るくなる。
 先日テレビ「踊るさんま御殿」を見ていて、改めて明石家さんま
のトークに舌を巻いた。ゲストのボケを見事に受けて縦横無尽に打
ち返す。
 残念ながら、我々ではなかなかああはいかない。でも、作文でな
ら…資料が先に手元にとどくわけだから、リアクションを考える余
裕が教師側にある。作文なら、さんまの足元くらいまでは迫れそう
な気がする。

【見たこと作文 2年 一枚文集19号  2004.9.15】

┌────────────────────────────┐
| ポートフォリオ           Y        |
| ポートフォリオをみた。                |
|整理されてた。                     |
|去年よりきれいだった。                 |
└────────────────────────────┘
 「去年よりきれいだった」という分析がいいね。そう、着実に成
長しているのだ。
┌────────────────────────────┐
| わかめ               K        |
| 窓にわかめがくっついていた。             |
└────────────────────────────┘
 昆布はどうですか?
┌────────────────────────────┐
| 秋  9/3            E        |
| 秋が来た。                      |
| 秋の木を見た。                    |
| 葉は少し黄色や赤色やオレンジ色に染まっている。    |
| 二週間ほどたつとどのくらい変わっているのだろう。   |
| 二週間後が楽しみだ。英語の時にたたいてきた。     |
└────────────────────────────┘
 9月3日の作文です。2週間後という具体的な日にちの示し方が
おもしろいですね。17日ですから、もうすぐですね。
┌────────────────────────────┐
| 虫                 S        |
| 部活の時虫にさされた。                |
| かゆい・・・。                    |
| H先生だけ虫よけスプレーを使っていた。        |
| ずるい・・・。                    |
└────────────────────────────┘
 虫よけスプレーがない時は、テニス部の諸君がよく使っている日
焼け止めで対抗してはどうでしょうか?
 それにしても「かゆい」「ずるい」の「対句」が見事!!
┌────────────────────────────┐
| ほくとのけん19かん        T        |
| 家でほくとのけん十九かんを見た。てきはケンシロウがラオ|
|ウをたおしたことにおどろいていた。           |
└────────────────────────────┘
 ぼくは、きみの作文におどろいた。19かんの内容が、たった2
つの文で、見事に「要約」されている。すごい。

【今回の執筆者のプロフィールです】

石川 晋(いしかわ しん)
    北海道・広尾町立広尾中学校教諭
    日本児童文学者協会会員
    学校図書館に人を・・・情報誌「ぱっちわーく」発行同人
    教育サークル「ぱいおにあ」代表
    『授業づくりネットワーク』編集委員

       ◆       ◆       ◆

−−3.編集後記−−

○次号は、中村健一さんの登場です。お楽しみに。
○本誌は「まぐまぐ」殿堂入りを目指しています。2年以上発行し
 ていて、3000部を突破することが殿堂入りの条件です。ぜひ本誌
 をお知り合いにおすすめください。
○作文や作文的手法の実践・理論・追試報告などの情報や、作文に
 関するHP、MM、MLなどの情報、本誌への感想をお待ちして
 います。本誌やWEBサイトで紹介させていただくことがあります。
○HPやMLなどへの無断転載は固くお断りします。
 転載希望の方は必ず松田までご相談ください。
○本誌の読者登録・解除・アドレス変更・バックナンバーは、
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○本誌はインターネットの本屋さん「まぐまぐ」を利用してします。
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編集主幹者 上條晴夫 haruo.kamijo@nifty.ne.jp
発行責任者 松田善啓 yo_mazda@nifty.com
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