メールマガジン「実践!作文研究」
第227号(2004.6.13)


学力問題としての作文教育を考える
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第227号 2004年6月13日発行(毎週日曜日発行)
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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさんこんにちは。
 今回は、伊達木新子さんによる
「日本の西端で作文をさけぶ〜作文子育て奮闘記〜」
をお送りします。
 ご意見・ご感想をお待ちしています。

       ◆       ◆       ◆

−2.連載「日本の西端で作文をさけぶ〜作文子育て奮闘記〜」−
                        長崎県・主婦
                         伊達木新子

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日本の西端で作文をさけぶ〜作文子育て奮闘記〜
第3回 「理科と作文 1」
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 ある日、学校の理科ノートを開くとあさがおの観察日記が書いて
あった。つぼみをつけたあさがお、うすい色合いの絵の下になんと
も苦悩して書いたらしい(消しゴムでなんども消したあとのある)
たどたどしい自信なしというふうな文がある。がっかりしながら、
それを読むと
┌────────────────────────────┐
|きょうは、きれいに咲いてくれたあさがおの花。      |
|あしたも水をあげます。                 |
|また明日もきれいに咲いてくださいね。          |
└────────────────────────────┘
 そして全く意外なことに先生の赤ペンで書いてくださった「すば
らしいです!」の文字。娘のこころが動き始めた。この頃から少し
ずつではあるが学校の日記が書けるようになってきたのである。
 同じ頃、親子で理科教室に参加した。最初の授業で終了10分前、
講師の先生から
「では今日の授業の感想をお願いします。」
と用紙が配られた。
 カリカリと鉛筆の音だけが響く数分間。横の娘を見るとやはり
真っ白な用紙のまま書き終えた私の用紙を押しやり、見るようにす
すめた。
 拙い親の文でもなんとか手がかりになりはしないかと思った。
 ふと、同じ班で向かい側に座っている4年生女の子2人が目に
入った。
 2人とも、なめらかに鉛筆をすべらせてすでにびっしりと用紙を
埋めている。
「ほら、お姉さん達をみてごらん。たくさん書いているよ。」
 その時2人の内右側の子が顔を上げ、にこにこしながら娘にこう
いった。
「私は、から書き出すとうまくいくよ。」
 結局、書かずじまいで提出したものの、実はそのすてきなアドヴ
ァイスから無意識に私自身も昔やっていた方法であることを発見し
てもらっていた。
 この初めて出会った2人の小学生と私の不思議な共通点はいった
いどこに。。

【今回の執筆者のプロフィールです】

伊達木新子
長崎県長崎市
短歌結社「やまなみ」所属
kyositu.com英語号「WORLD」編集長

親世代となり、小、中学校でうけた教育が現在、自らのベースに
なっていることを実感しています。

       ◆       ◆       ◆

−−3.編集後記−−

○次号は、今宮信吾さんの登場です。お楽しみに。
○本誌は「まぐまぐ」殿堂入りを目指しています。2年以上発行し
 ていて、3000部を突破することが殿堂入りの条件です。ぜひ本誌
 をお知り合いにおすすめください。
○作文や作文的手法の実践・理論・追試報告などの情報や、作文に
 関するHP、MM、MLなどの情報、本誌への感想をお待ちして
 います。本誌やWEBサイトで紹介させていただくことがあります。
○HPやMLなどへの無断転載は固くお断りします。
 転載希望の方は必ず松田までご相談ください。
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メールマガジン「実践!作文研究」No.227 2004/6/13 読者数2161
編集主幹者 上條晴夫 haruo.kamijo@nifty.ne.jp
発行責任者 松田善啓 yo_mazda@nifty.com
HP: http://www.jugyo.jp/sakubun/
(C) 2000,2004 実践!作文研究会
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