メールマガジン「実践!作文研究」
第180号(2003.7.20)


学力問題としての作文教育を考える
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第180号 2003年7月20日発行(毎週日曜日発行)
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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさんこんにちは。
 今回は佐内信之さんの連載「楽しい『鉛筆対談』」の第3回です。
 「絵の伝言遊び…『言葉のパーツで絵を組み立てよう』」です。
 みなさんからのご意見・ご感想をお待ちしています。

       ◆       ◆       ◆

−−2.連載  楽しい「鉛筆対談」3 −−
                        秋田・小学校
                          石井 淳
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 楽しい「鉛筆対談」3

   絵の伝言遊び…「言葉のパーツで絵を組み立てよう」

              秋田市立金足西小学校  石井 淳
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■言葉のパーツで組み立てる「絵」

 歌にのせて言葉遊びをしながら絵を描いていく「絵描き歌」とい
うものがある。

♪ぼうが一本あったとさ
♪葉っぱかな
♪葉っぱじゃないよ カエルだよ

 初めてこの遊びをする場合、上記の言葉を読んだだけでは絵に描
けない。
 そこで、鉛筆対談的な手法で出来る「絵の伝言遊び」を工夫した。
                     (小学校中学年から)

■授業の実際(4年松組)

1.進め方(ルール)を確認します。

 (1)二人組(ペア)をつくります。

 (2)ひとりが自分の描いた絵を相手に伝えます。ただし、口を
    使わず、ヒントの文だけで伝えます。

  ※前もって、たがいに、問題にする「簡単な絵」を相手にみら
   れないように、こっそり描いておきます。
   また、ヒントの文も下書きして準備します。

 (3)もうひとりが、それを読みながら絵に描いていきます。

  ※ワンステップずつ、「伝言(ヒント)」と「それを読んで描
   く」を繰り返して、絵を描いていきます。

 (4)ふたりが同じ絵になったら合格です。

  ※2回目は、役を交代してやってみます。

2.教師が練習問題を出します。

 教師が黒板に、以下のヒント分を一つずつ書いていき、教室の全
員が絵にしてみます。
┌────────────────────────────┐
│1.ピンポン玉を一つかきます。             |
│                            │
│2.その両側に、ピンポン玉と同じくらいの大きさで、   |
│  三角形を一つずつくっ付けます。           │
│  ただし、三角形はとがったところをくっ付けます。   │
│                            │
│※できた絵が、「キャンディー」になったら合格です。   │
└────────────────────────────┘

3.ペアでやってみます。

 (1)相手に伝える絵をこっそり描いてから、文で伝える言葉
    (ヒント)の順序を考えながら下書きします。

  ※絵を描いている相手が、自分の思った通りに描かなかったと
   きには、予定にはないヒントをその場で考える必要がありま
   す。

 (2)実際にやってみます。

Aさんの伝言計画(ヒントの下書き)
┌────────────────────────────┐
│1.横に棒を一本かきます                │
│                                               │
│2.棒のはじとはじを結ぶようにお皿を下にかきます。   │
│                                                     │
│3.棒の上の方にも、お皿をかぶせるようにかきます。   │
│                            |
│4.かぶせたお皿の上にピンポン玉を二つ、少しはなして  │
│   かきます。                                        │
│                            │
│5.二つのピンポン玉の中に、黒いビー玉を一つずつ    │
│  かいたら出来上がり。                │
└────────────────────────────┘
                                           (答え:カエル)

Bさんの伝言計画(ヒントの下書き)
┌────────────────────────────┐
│1.よこにぼうを一本かきます。             │
│                            │
│2.ぼうのはじとはじをむすぶようにお皿を下にかきます。 │
│                            │
│3.お皿の真ん中を横切るように波線をかきます。     │
│                            │
│4.お皿の真ん中に一本ぼうを立てます。         │
│                            │
│5.立てたぼうに,直角三角形をとがった方を上にしてくっつ|
│  けて,出来上がりです。               │
└────────────────────────────┘
                                       (答え:ヨット)

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  拙著『話すこと・聞くことワークシート(低・中・高)』(学事
出版)には、今回紹介したような、鉛筆対談を中心にした対話活動
がたくさん収録されておりますので、手にとって見ていただければ
幸いです。 http://www.gakuji.co.jp/

【今回の執筆者のプロフィールです】

 石井 淳(いしい じゅん)
 秋田・秋田市立金足西小学校教諭
 主な著書:『見たこと作文実践ネタ集』(共著)
      『音読朗読群読の授業づくり』(共著)
      『コピー作文がおもしろい』(共著)
      『話すこと・聞くことワークシート』
      以上学事出版刊

       ◆       ◆       ◆

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┌────────────────────────────┐
|   「 お 笑 い 教 師 同 盟 (仮) 」    |
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| http://www.geocities.co.jp/NeverLand-Homeroom/7743/  |
|    (会員募集中…現在の会員数は36人です)    |
└────────────────────────────┘

       ◆       ◆       ◆

−−4.編集後記−−

○本誌は「まぐまぐ」殿堂入りを目指しています。2年以上発行し
 ていて、まぐまぐで3000部を突破することが殿堂入りの条件です。
 本誌は2000年創刊なので、1つめの条件はクリアしています。
 ぜひお知り合いにおすすめください。
○作文や作文的手法の実践・理論・追試報告などの情報や、作文に
 関するHP、MM、MLなどの情報、本誌への感想をお待ちして
 います。本誌やWEBサイトで紹介させていただくことがあります。
○HPやMLなどへの無断転載は固くお断りします。
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 間もなく、「まぐまぐ」に一本化する予定です。
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編集主幹者 上條晴夫 haruo.kamijo@nifty.ne.jp
発行責任者 松田善啓 yo_mazda@nifty.com
HP: http://www.jugyo.jp/sakubun/
(C) 2000,2003 実践!作文研究会
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