メールマガジン「実践!作文研究」
第164号(2003.3.30)


学力問題としての作文教育を考える
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第164号 2003年3月30日発行(毎週日曜日発行)
 登録・解除は http://www.jugyo.jp/sakubun/magazine/

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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさんこんにちは。
 今回は、最近『文章を上手につくる技術』という新著が出た、本
誌編集主幹の上條晴夫さんに、自著紹介をしてもらいました。

       ◆       ◆       ◆

−−2.「文章を上手につくる技術」−−
    http://www.asa21.com/bunsyo.html

               MM「実践!作文研究」編集主幹
                         上條 晴夫

(1)『文章を上手につくる技術』が出ました

 拙著『文章を上手につくる技術』(あさ出版)が出ました。
 文章を書きたいけれど、うまく書けないと悩んでいる方に「ここ
が文章を上手に書くコツです」と文章上達のコツ情報を提供してい
ます。ちなみに、文章が書けない理由は、「材料を集める知識」
「文章を構成する知識」「文章を書き表す知識」の3つが欠如して
いるからです。本書では、この3つをていねいに解説しています。

(2)『文章を上手につくる技術』を巡るプロジェクト

 ここ数年、作文がらみのプロジェクトが増えたようです。
 『文章を上手をつくる技術』はそれらの仕事を背景にして作った
1冊といえます。作文関連の仕事とは次のような仕事です。

 1)「実践!作文研究会」で情報交流

 「実践!作文研究会」は2001年12月30日のメールマガジ
ンに「作文教育の活性化のために」と呼びかけて作った研究会です。
170名の会員がいます。小学校〜大学の教師、塾の講師のほかに、
作文教育に関心を持つ様ざまな方−保護者など−がいます。
 研究会では、日常的なメーリングリスト(ML)での情報交換の
ほか、オフ会も実施しています。MLでは句読点の打ち方のような
ごく素朴な作文の書き方に関する情報交換もしますし、高校入試、
大学入試の作文・小論文の採点基準のような実用的な情報の交流も
します。オフ会(東京・大阪で計3回)では、新聞・雑誌で実際に
原稿を書いてきた方のOJT研修(担当業務を実際に経験しながら
現場で指導を受ける)の様子などを聞くこともできました。

 2)「ベネッセ」で作文教材づくり

 2年ほど前から通信教育などで知られる「ベネッセコーポレーシ
ョン」の作文教材づくりに協力しています。通信教材「チャレンジ」
の作文教材づくりを中心に月数回の会議をこなしています。
 作文教材の立ち上げのお手伝いをしたということです。実際には
カリキュラム作成の相談、教材づくりの目安・アイデアなどのアド
バイス、実際の教材の監修などの仕事をしました。小学校1〜6年、
中学3年と、7つの学年に関わることができました。
 小学校1年〜6年、そして高校入試に直結する中学3年生の作文
教材づくりに関わることで、小学校〜中学校までのカリキュラムの
「つながり」「関連」がある程度見えてきた気がします。

 3)「桐原書店」で小論文テキストづくり

 2001年後半に「楽しく書ける作文・小論文<入門編>」「楽
しく書ける作文・小論文<初級編>」という2冊のテキストを作り
ました。高校1年〜3年生向けの小論文の対策テキストです。
 高校の小論文ジャンルがいま活況を呈しているようです。たとえ
ば「小論文テスト」などの教材があります。数社から出ていますが、
どこも売れています。作文添削がビジネスになっています。前出の
作文研究会にも、たくさんの高校の先生が参加しています。

 4)研修会社で作文ワークショップ

 一昨年からディベート研修でお付き合いのある「総合教育コンサ
ルティング」という研修会社で「公開文章づくり講座」というタイ
トルのワークショップを年2回のペースで実施しています。
 直接、企業に伺っての研修もしています。たとえば最近、顧客サ
ービスセンターのようなセクションが新しく立ち上がっていますが、
そこでの電話応対の研修としてメモ文章づくりの研修を行ったこと
があります。ワークショップの形式で学ぶのですが、「文章づくり
のコツが身についた」と予想外の高い評価を得ました。

(3)『文章を上手につくる技術』で少し見えたこと

 実践!作文研究会MLで、わたしはよく「話題提供」という形で
自分が考えてみたい作文指導の難所について問いかけます。月1回
ペースの話題提供をしていますが、くり返し話題にしてきたことは、
「カリキュラム・教育技術・ワークショップ」の3点です。
 一冊書き上げて、さらに考えてみたい点が絞りこまれてきました。
「カリキュラム」(文学的文章の指導をどう位置づけるか)と「評
価」(教師の評価技術をどう高めるか)の2点です。もう1度スタ
ート地点に戻って「作文教育とは?」から考えてみたいです。

【今回の執筆者のプロフィールです】

 上條晴夫(かみじょう はるお)

 教育ライター・埼玉大学非常勤講師。
 現在、授業づくりネットワーク代表、全国教室ディベート連盟常
任理事、メディアリテラシー教育研究会代表、実践!作文研究会代
表、日本テレビニュースアドバイザリー委員をつとめる。
 著書・編著書
 『見たこと作文でふしぎ発見』
 『書けない子をなくす作文指導10のコツ』
 『子どもが熱中する作文指導20のネタ』
 『見たこと作文でクラスが動く』
 『見たこと作文実践ネタ集』
 『だれでも書ける作文ワークシート』
        (以上、学事出版 http://www.gakuji.co.jp/
 『総合的な学習のための教育技術−調べ学習のコツと作文的方法−』
        (健学社 http://www.kengaku.com/
 『文章を上手につくる技術』
        (あさ出版 http://www.asa21.com/
 ほか多数。

       ◆       ◆       ◆

−−3.編集後記−−

○作文や作文的手法の実践・理論・追試報告などの情報や、作文に
 関するHP、MM、MLなどの情報、本誌への感想をお待ちして
 います。本誌やWEBサイトで紹介させていただくことがあります。
○HPやMLなどへの無断転載は固くお断りします。
 転載希望の方は必ず松田までご相談ください。
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編集主幹者 上條晴夫 haruo.kamijo@nifty.ne.jp
発行責任者 松田善啓 yo_mazda@nifty.com
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(C)実践!作文研究会 2000,2003
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