メールマガジン「実践!作文研究」
第146号(2002.11.24)


学力問題としての作文教育を考える
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第146号 2002年11月24日発行(毎週日曜日発行)
 登録・解除は http://www.jugyo.jp/sakubun/magazine/

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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさん、こんにちは。
 「実践!作文研究」146号をお届けします。
 今回は「作文ゲーム入門」第9回です。
 ご意見・ご感想をお待ちしています。

       ◆       ◆       ◆

−−2.リレー連載「作文ゲーム入門」−−

                        福岡・小学校
                          神吉 満
============================================================
作文ゲーム入門 第9回
        リレー作文「○○の作り方」
============================================================

◇まず、次に、そして、最後に、と順序立てて何かの作り方を書く
 作文。書き出しを指定することで、順序を意識した内容を考えさ
 せる。文の数が決まっているので、最後の人でできあがるように
 するために頭を使う。

○ゲームのやり方

1.グループで作文を書く

 学級の実態に応じて、4人か5人のグループをつくる。
『今から、「○○の作り方」という作文を書きます。こんな感じで
 す。』
┌────────────────────────────┐
│ カレーの作り方                    │
│ まず、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、肉などの材料を切│
│ります。                        │
│ 次に、切った材料をフライパンで炒めます。       │
│ そして、炒めたものを鍋に入れて煮込みます。      │
│ 最後に、カレールーを入れてできあがりです。      │
└────────────────────────────┘
『このような作文をリレーしながら書きます。今日作り方を説明す
 るのは、みそ汁です。』

○ワークシート

┌────────────────────────────┐
|┌───────┐                   |
│|       |の作り方               │
|└───────┘                   |
|    ┌──────────────────────┐|
│ まず、|                      │|
|    └──────────────────────┘|
|    ┌──────────────────────┐|
│ 次に、|                      │|
|    └──────────────────────┘|
|     ┌─────────────────────┐|
│ そして、|                     │|
|     └─────────────────────┘|
|       ┌───────────────────┐|
│(それから)、|                   │|
|       └───────────────────┘|
|     ┌─────────────┐        |
│ 最後に、|             │できあがりです。|
|     └─────────────┘        |
└────────────────────────────┘
・1人1文ずつ書く。
・1文は40字を越えないようにする。
・最後の人は、「○○をして、できあがりです。」「○○をしたら、
 できあがりです。」という文にする。
・時間は一人2分くらいを目安にするとよい。
・家庭科で作り方を学習したものにすると、学級全員が知っている
 のでスムーズにできる。

2.作文を読み、優勝グループを決める

 作文が書けたら、教師が集めて読み上げる。読み方で、みんなの
評価に差が出ないようにするためである。すべてのグループの作品
を聞いた後、1番上手に説明できていたと思うグループに投票する。
ただし、自分たちのグループには投票できないこととする。

○子どもたちの作品
┌────────────────────────────┐
│ みそ汁の作り方                    │
│ まず、なべに水といりこを入れガスをつけ、だしをとりま |
|す。                          │
│ 次に、いりこを取りだして、具を入れて火が通るまでまちま|
|す。                          │
│ そして、あみのようなのにミソを入れて、箸でミソをときま│
|す。                          |
│ 最後に、味見をして、味を調節したらできあがりです。  │
└────────────────────────────┘

【参考文献】

拙稿「もしも○○だったら作文コンテスト」(上條晴夫・菊池省
三編著『楽しみながら思考力を鍛える小学校国語の学習ゲーム集』
(学事出版)112頁)

秋山欣彦「ゲーム化はすべてではないが効果が大きい」(『授業づ
くりネットワーク』(学事出版)2001年1月号特集「作文に
ゲーム感覚を」27頁〜29頁)特に「リレー作文」

拙稿については、次の文献も参考にしているので紹介する。

上條晴夫『だれでも書ける作文ワークシート 小学校中学年』
(学事出版)36頁〜41頁「なりきり作文」

上條晴夫「作文指導にゲーム感覚を取り入れよう」(『授業づくり
ネットワーク』(学事出版)2001年1月号特集「作文にゲーム
感覚を」7頁・巻頭言)
http://www.jugyo.jp/bun/tokushuu/toku169.html
特に「2.作文指導のゲーム化の方法論 (2)条件設定の工夫」

【今回の執筆者のプロフィールです】

 神吉 満(かみよし みつる)
 今年で、教員5年目です。
 北九州市立企救丘小学校6年1組担任です。
 大学は、東京学芸大学小学校教員養成課程保健体育専修です。

       ◆       ◆       ◆

−−3.研究会情報−−

○「復活!! 北海道冬の陣 in 旭川」
  言語技術教育としての国語科授業
   〜メディアリテラシー教育の可能性〜
 2003年1月11日(土)〜12日(日) 北海道旭川市
 講師→
  阿部昇・大内善一・鶴田清司・中村敦雄・藤川大祐・野口芳宏 
 詳細→ http://homepage2.nifty.com/higemaru/fuyu2002.htm

○「作文サミット2002 in 東京」
  作文教育の活性化と作文人の交流を!
 2002年12月1日(日) 東京都品川区
 講師→
  荒谷 慈・池内 清・佐内信之
 詳細→
   http://www.jugyo.jp/sakubun/plan/samit02.html

       ◆       ◆       ◆

−−4.編集後記−−

○作文や作文的手法の実践・理論・追試報告などの情報や、作文に
 関するHP、MM、MLなどの情報、本誌への感想をお待ちして
 います。本誌やWEBサイトで紹介させていただくことがあります。
○HPやMLなどへの無断転載は固くお断りします。
 転載希望の方は必ず松田までご相談ください。
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メールマガジン「実践!作文研究」No.146 2002/11/24 読者数3147
編集主幹者 上條晴夫 haruo.kamijo@nifty.ne.jp
発行責任者 松田善啓 yo_mazda@nifty.com
HP: http://www.jugyo.jp/sakubun/
(C)実践!作文研究会 2002
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