メールマガジン「実践!作文研究」
第129号(2002.7.28)


学力問題としての作文教育を考える
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第129号 2002年7月28日発行(毎週日曜日発行)
 登録・解除は http://www.jugyo.jp/sakubun/magazine/

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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさん、こんにちは。
 「実践!作文研究」129号をお届けします。
 今回は、「作文ゲーム入門」の第6回です。永山成雄さんによる
「就職作文ゲーム」です。ご意見・ご感想をお待ちしています。

       ◆       ◆       ◆

−−2.リレー連載「作文ゲーム入門」−−
                        福岡・小学校
                         永山 成雄

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作文ゲーム入門 第6回
        修飾作文ゲーム
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◇もとになる短い文に様子を表す言葉や文を付け加えていくゲーム
 です。
 子どもたちは、「いつ」「どこで」「何を」や「どのように」と、
様子を表す言葉をどんどんひねりだしていきます。

◇ゲームのやり方
 
 1.教師がもとになる文を提示する。
  ・「わたしは、歩きました。つかれました」
   『これがもとの文です。これに付け加えをして、詳しい文に
   してください。
   かならず、「わたしは」ではじまって、途中に「歩きました」
   をつかい、「つかれました」で終わってください』
  ・『先生が審査をしてよい作品の人には10点満点あげます』
  ・『時間は2分間です』 
  ・『ただし、あまりにも付け加えすぎて、
   「昨日の夜の11時ちょっと前の10時57分32秒をすぎ
   たころ・・・」なんていう、わけのわからなくなったのはだ
   めです』
 
 2.2分間で作文を書く。
  ・鉛筆の止まっている子に、「いつ?」「どこで?」「何を?」
   などのヒントになる声かけをしてあげるとよい。
  ・時間いっぱい、どんどん矢印を使って言葉や文を付け加えさ
   せる。
 
 3.作文の発表をする。
  ・ひとりずつ作文を発表させ、教師が「7点!」「9点!」と
   点数をつける。
  ・減点の理由やよいところを短くコメントしていくと、2回目
   からぐっとよくなる。

 <作品例>
  ゲーム2回目。
  もとの文は、「わたしは、見ました。びっくりしました」

  「わたしは、きのうの夜、なんとUFOが飛んでいるのを見ま
   した。宿題をし終わって、ふと窓の外を見ると、黄色っぽい
   光がフラフラと飛んでいるのに気づいたのです。大きな声で
   お母さんをよんだのですが、お母さんが来た時はもう見えな
   くなっていました。足がガクガクして、こしがぬけそうにな
   るほどびっくりしました」
 
  はじめは、
   「わたしは、見ました。びっくりしました」
  から、
   「わたしは、きのうの夜、なんとUFOが飛んでいるのを見
    ました。足がガクガクして、こしがぬけそうになるほどび
    っくりしました」
  と、とりあえず作って、
   「宿題をし終わって、ふと窓の外を見ると、黄色っぽい光が
    フラフラと飛んでいるのに気づいたのです。」
   「大きな声でお母さんをよんだのですが、お母さんが来た時
    はもう見えなくなっていました。」
  の文を時間までにあとから付け加えていた。 

◇人数の少ない状態で行ったので個人の作文としたが、人数の多い
 学級では発表の時間が長くなるので、グループ対抗のコンテスト
 にしてもおもしろいのではないだろうか。

【今回の執筆者のプロフィールです】

永山成雄(ながやましげお)
福岡・北九州市立貴船小学校教諭
メール:jyosui21@ybb.ne.jp
所属団体:学習ゲーム研究会
     全国教室ディベート連盟
菊池省三さんをはじめとする北九州のグループ「実践教育研究21
サークル」で、一緒に学級経営、授業づくり、ディベート等の勉強
をしています。
北九州のグループで、MM「楽しい授業・学級づくり」を発行して
います。よろしければ購読をお願いします。
以下のアドレスから申し込めます。
http://www.pubzine.com/detail.asp?id=17122

       ◆       ◆       ◆

−−3.「実践!作文研究」進化情報−−
        http://www.jugyo.jp/sakubun/

○最近HP内に登場した掲示板を「おもしろ作文道場」で活用して
 みました。食べ物をテーマにしたしりとりをしてみたところ、
 10人で40種類以上の食べ物が登場しました。次は「歌」を
 テーマにしたしりとりが始まっています。

○HP内のアクセス集計がわかるプログラムを設置したところ、
 「作文の書き方」へのアクセスが一番多いことがわかりました。
 以下、2位「2002夏休み企画(暫定)」、3位「おもしろ作文道
 場・目次」と続きます。HP強化の材料に役立てたいです。

−−4.編集後記−−

○作文や作文的手法の実践・理論・追試報告などの情報や、作文に
 関するHP、MM、MLなどの情報、本誌への感想をお待ちして
 います。本誌やWEBサイトで紹介させていただくことがあります。
○HPやMLなどへの無断転載は固くお断りします。
 転載希望の方は必ず松田までご相談ください。
○本誌の読者登録・解除・アドレス変更・バックナンバーは、
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○本誌は次の配信システムを利用して発行しています。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/ 0000023841
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編集主幹者 上條晴夫 haruo.kamijo@nifty.ne.jp
発行責任者 松田善啓 yo_mazda@nifty.com
HP: http://www.jugyo.jp/sakubun/
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