メールマガジン「実践!作文研究」
第114号(2002.4.14)


学力問題としての作文教育を考える
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第114号 2002年4月14日発行(毎週日曜日発行)
 登録・解除は http://www.jugyo.jp/sakubun/magazine/

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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさん、こんにちは。
 「実践!作文研究」114号をお届けします。
 今回は、石井 淳さんによる「教室でこそ鍛えたい『伝え合う力』」
の第2回「おしゃべりピンポンをつづけよう」です。ご意見・ご感
想をお待ちしています。

       ◆       ◆       ◆

−−2.連載・教室でこそ鍛えたい「伝え合う力」 2 −−
                        秋田・小学校
                          石井 淳

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 教室でこそ鍛えたい 「伝え合う力」
    「おしゃべりピンポンをつづけよう」

              秋田市立金足西小学校  石井 淳
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 新学期が始まった。
 クラス替えの学級も多いかと思う。新しい顔ぶれの子供たち同士
で早く気心が知れるようになると,学級の雰囲気もぐっと明るくな
るだろう。
 作文の授業でも,それに一役買えそうなネタがあるので紹介する。 
 それと同時に,「質問力」を鍛える練習にもなる授業の一例でも
ある。
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■授業のキャッチフレーズ・・・おしゃべりピンポンをつづけよう
                       (中・高学年)

■活動形態・・・・・・・・・・・・・・・・ペアによる会話

■会話のテーマ・・・・・・・あなたは「テレビ」が,すきですか。

■学習の進め方(教師の指示)

 1 二人組(ペア)をつくり,「あなたはテレビがすきですか」
   という話題から会話を始めます。
 2 一人が「しつ問する役(聞き手)」,もう一人は「答える役」
   です。
 3 制限時間内に何回質問ができるかに,ちょう戦します。
  ※質問とその答えをシートやノートにメモしながら進め,あと
   で質問した回数を数えます。
  ※質問や答えのキーワードだけメモしていくようにします。  
  ※話題から話がそれないように気を付けましょう。
 4 決めた時間(3分〜4分)になったら,役を交代します。

■発展コース(ペアで役を一巡したら)

   話題をかえて………「テレビ」を「勉強」「プロ野球」「ア
            イドル」などにかえてやる。
   話し相手をかえて…相手がかわると,答えもかわってきて楽
            しい。

■具体例

  〜Aさん(聞き手)とBさん(答える人)の会話〜
   時間〔 3 〕分
    ※友達同士でも,ていねいな言葉づかいで話しましょう。

  A1 Bさんは「テレビ」が好きですか。
  B  はい,好きです。
  A2 マンガの本より好きですか。
  B  そうです。
  A3 何時間くらい見てますか。
  B  7時から9時までの2時間くらいですね。
  A4 一番好きな番組は何ですか。
  B  「サザエさん」です。
  A5 2番目に好きな番組は?
  B  「名たんていコナン」です。
  A6 アニメのほかに好きな番組の種類はありますか。
  B  うーん,そうですねえ,「お笑い番組」です。
  A7 例えばどんな番組ですか?
  B  「・・・・」です。
  A(お礼)・・・ありがとうございました。

   ・・・・・・・・・・・・しつ問できた回数〔 7 〕回

  感想(例)
   ・どれくらい好きかを,「マンガ」と比べて聞けた。
   ・2番目は?例えば?とか,つっこんでくわしく聞けた。

■授業の終末

 まずは,だれが何回質問できたかを聞いていく。
 数多く質問できた裏には,たいていの場合,『細かくつっこんで』
質問していったことが浮かび上がるはずである。
 または,質問の『 範囲を広げて 』聞いていったこともあがるは
ずである。
 教師は,ただ単に質問回数の多い少ないで評価するのではない。
 質問の量を支えた『 質 』の面に,子供たちの眼を向けさせてこ
の授業を締めくくるとよい。

【今回の執筆者のプロフィールです】

 石井 淳(いしい じゅん)
 秋田・秋田市立金足西小学校教諭
 所属団体:秋田授業づくりの会(研究誌編集局)
      学習ゲーム研究会
 主な著書:『見たこと作文実践ネタ集』(共著)
      『音読朗読群読の授業づくり』(共著)
      『コピー作文がおもしろい』(共著)
       以上学事出版刊

       ◆       ◆       ◆

−−3.「実践!作文研究」進化情報−−
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−−4.編集後記−−

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