メールマガジン「実践!作文研究」
第111号(2002.3.24)


学力問題としての作文教育を考える
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 メールマガジン「実践!作文研究」
 第111号 2002年3月24日発行(毎週日曜日発行)
 登録・解除は http://www.jugyo.jp/sakubun/magazine/

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−−1.はじめに−−
                  「実践!作文研究」編集長
                          松田善啓

 みなさん、こんにちは。
 「実践!作文研究」111号をお届けします。
 今回は、毎月第4週にお送りしている「作文ゲーム入門」です。
 第2回、永山成雄さんの「数字をゲット!作文版」をお送りしま
す。
 ご意見ご感想もお待ちしています。

       ◆       ◆       ◆

−−2.リレー連載・作文ゲーム入門−−
                        福岡・小学校
                         永山 成雄

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作文ゲーム入門 第2回
        数字をゲット!作文版
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 数字を意図的に使って文章を書いたり、話をしたりすことは、子
どもの日常生活の中ではあまり意識されません。
 友だちから具体的な数字をできるだけたくさん聞き出し、作文の
中にいくつ盛り込めるかを競うゲームです。

◇ ゲームのやり方
 1 2人組を作り、先攻(質問する側)と後攻(質問される側)
  を決める。
 2 「あなたが最近よくやる遊びについて教えてください。」と
  いう最初の質問から始めて3分間インタビューする。できるだ
  け具体的な数字を多く聞き出す。
 3 聞き取った数字を使って作文を書く。
 4 作文の中に数字がいくつ入っているかを競う。

◇ ゲームの実際

(1)ゲームの説明

  『作文ゲームをします。相手からできるだけ多くの数字を聞き
   出し、その数字をたくさん作文の中に使った人が勝ちです。
   ちょっとやってみましょう。』

  教師が子ども相手に質問の仕方を示す。
  『○○くん。テレビを見るのは好きですか?』
  「はい、好きです。」
  『○○くんは、1日何時間ぐらいテレビを見ていますか?』
  「4時間ぐらいです。」
  『これで、4という数字を一つ聞き出しました。4という数字
   だけメモをしておきます。後で作文に使います。』
  『今の質問だけで、例えば「○○くんは、1日4時間ぐらいテ
   レビを見ているそうです。」という文章が書けます。』
  『この文章に、いくつ数字が入っていましたか?』
  「ふたつ。」
  『そう1と4のふたつです。このように数字を入れた文章をた
   くさん使った作文を書くゲームです。』

(2)質問タイム

 ゲームを始める前に次のような指示をする。
 ○ 最初の質問は、「あなたが最近よくやる遊びについて教えて
  ください。」から始める。
 ○ 3分間できるだけ数字を答えさせるような質問を続ける。
 ○ 質問の間は、数字だけメモをとる。
 ○ 質問の後、聞き出した数字を入れて作文を書く。
 ○ 作文は400字原稿用紙1枚。書く時間は10分間とする。
 2人組を作り、ジャンケンで先に質問をする側を決める。
 質問を始め、1分ごとに残り時間の声をかける。
 3分経ったら、質問する側を交代する。

(3)作文タイム

 ○ メモした数字を使った作文を書く。同じ数字を何度使っても
  よいことにする。
 ○ 聞き出せた数字が少なく、早く書き終わった子は、作文の発
  表の練習をさせておく。

(4)作文コンテスト

  班の中で作文を発表する。聞き手に出てきた数字を数えさせ、
 1番数字が多かった子を班の代表とする。同数の場合は、班の中
 の投票で上手に数字を使っている方を選び代表を決める。
  班の代表の子を全員の前で発表させ、チャンピオンを決める。

(5)数字を抜いて
  作文から数字を抜いたら、作文がどう変わるかを考えさせ、感
 想を述べさせる。

<作文の例>
 ○○さんは、ビーズで遊んでいるそうです。
 これまでに15個ぐらいアクセサリーを作
ったそうです。
 指輪のような小さなものは、200個ぐら
いでできるそうですが、ブローチなどは50
0個とか800個とかたくさんのビーズを使
うそうです。
 作るのにかかる時間は、初めは3時間ぐら
いかかっていたそうですが、最近は1時間ぐ
らいでできるそうです。
 ○○さんは、20種類以上のビーズを持っ
ているそうです。ビーズの値段は、小さいも
のは、たくさん入って300円くらいの安い
ものから、高いものでは1個が80円とか1
00円以上するものもあるそうです。もっと
高いガラス製のブランド物は1個500円も
するそうです。
 ○○さんは、これからもビーズ作りを続け
て、もっとむずかしい作品にもチャレンジし
ていくそうです。

【今回の執筆者のプロフィールです】

永山成雄(ながやましげお)
福岡・北九州市立貴船小学校教諭
メール:jyosui21@ybb.ne.jp
所属団体:学習ゲーム研究会
     全国教室ディベート連盟
菊池省三さんをはじめとする北九州のグループ「実践教育研究21
サークル」で、一緒に学級経営、授業づくり、ディベート等の勉強
をしています。
北九州のグループで、MM「楽しい授業・学級づくり」を発行しま
す。よろしければ購読をお願いします。
以下のアドレスから申し込めます。
http://www.pubzine.com/detail.asp?id=17122

       ◆       ◆       ◆

−−3.「実践!作文研究」進化情報−−
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○「おもしろ作文道場」は第59回「書き出し指定作文 3」です。
 http://www.jugyo.jp/sakubun/toko/q-59.html

○「実践!作文研究会」では、主旨に賛同してくださる会員の方を
 募集しています。概要、主旨、入会フォーム等はこちらです。
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 皆さんのご参加をお待ちしております。
 なお、入会申し込みに対し、私の方からできるだけ速攻でお返事
をお出ししています。もし入会申し込みから2〜3日たっても返事
が届かない場合は、入会申し込みが何らかの原因で私の方に届かな
かったということが考えられます。そのときは、私に直接メールを
くださるようお願いします。

       ◆       ◆       ◆

−−4.編集後記−−

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 関するHP、MM、MLなどの情報、本誌への感想をお待ちして
 います。本誌やWEBサイトで紹介させていただくことがあります。
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発行責任者 松田善啓 yo_mazda@nifty.com
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